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高速連続走行テスト

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おはようございます。
23日のblogで話題にしました、エンジン不具合(油圧低下。オイル警告灯点灯)の500です。
長時間走らせると油圧低下の症状のみられた、納車の近付いたH様のお車です。
一時間ほど、連続走行すると、OLIOの警告灯が、エンジンを1500から2000回転以上まで、ブン!と吹かさないと消えない症状です。
30分や40分走らせただけでは、まったく調子よいので、短時間の試運転だけでは、トラブルを見逃してしまう恐れがあるのが、この不具合の注意点です。
しかも、警告灯が付いていることさえ気にしなければ、エンジンは普通道理?動きますので、のってしまう人もいるかもせいれませんが、このままでは、充分な油膜が確保できず、エンジンの中が急速に摩耗して、いずれぶっ壊れてしまいます。

念願のお車をご購入していただき、納車を楽しみにおまちいただいてみえると思いますので、予想外の出来事に私も、少し気があせります。
納車前にわかったトラブルですので、当然ですが、お客様に追加料金はいただきません。
このままでは納車できないので、エンジンを降ろして、当店ストックの何基かある中古エンジンの中から、程度の良いエンジン腰下とシリンダヘッドを組み合わせ、一つのエンジンに仕上げました。

早速、高速道路に乗り試運転。名古屋まで往復のテスト走行しました。
結果、油圧低下の症状はなくなり、エンジンもより静かに。アイドリングから、高回転まで、滑らかにエンジンが回りとても気持ち良い状態になり私もほっとしました!
程度良い、中古のエンジンやミッションなど当店にはスペアー用ストックが常時ありますので、今回のように、お買い上げいただいたお車の納車直前にもしも予期せぬ不具合など発生、発覚した場合でも、比較的速やかに、しかもお客様への負担ゼロで対応させていただけると思います。
こういうときこそ専門店ならではの強みを最大限に発揮できるところと思います。
今回のような症状がもしも、個人売買のお車などで運悪くおきた場合、エンジンオーバーホールが必要ですので、かなりの出費になると思います。
また、いっけん調子良さそうな車でも、40分から50分くらいは、連続で走らせないと、正しい油圧の状態判断が出来ないことも多いですが、このあたりは、一番重要なチェック項目ですので、当店では一切妥協せず、整備してからお渡しいたします。
安心してお任せください。

H様。ようやく納車の目途がつきました!お楽しみに!650ccですから、パワーもありますよ!

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