Basic Bene Niwa

BLOG

旧型フィアット500 操作方法(チョークレバー)

choke
choke2

当店では、ご購入していただいたお車の納車時に、毎回じっくり一時間くらいかけて、お車を傷めないための丁寧な取扱いかたのご説明や、一緒に同乗して、ノンシンクロのミッションの操作方法を詳しくお伝えしています。
が、先日、お客様とお話してると、チョークレバーを五分位ひいているよと!
これはビックリ!いけません。ちゃんと、毎回ご説明しているのですが。

必要以上に長時間の間、チョークを効かせることは、わざわざエンジン内部を、濃すぎるガスでカーボンだらけにして汚しているのと同じです。
せっかくのオーバーホール済みエンジンも台無しです。
私は、夏ならば、エンジンかかったら、すぐに戻します。あとはアクセルペダルで回転を上げて暖気します。
冬場の場合も、長くても30秒以内に戻して、あとは、アクセルペダルで回転数をあげて、エンジンを温めながら、アイドリングが安定するまで暖機します。
以前、チョークレバーの引きすぎの車のエンジンをばらした事がありますが、それはそれは目を覆いたくなるようなひどい汚れ方でした。
納車の時に、必ずご説明してますが、もしかしたら、聞き逃したり、忘れてしまっている方もみえるかもしれませんね。
くれぐれもご注意くださいね。
とにかく、チョークはエンジン始動時の補助としてだけ使っていただき、一旦かかったあとは、チョークは戻して、アクセルペダルを踏んで暖気してください。

シトロエン2cvの場合は、500とキャブレータがちょっと違い、チョークレバーが、チョークとアクセルの両方に連動していますので、フィアット500よりは長めの時間、チョークを効かせても、まだ多少は大丈夫と思います。
同じキャブレータ車でも、車種により、異なります。

ページの先頭へ戻る

ページの先頭へ戻る