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旧型チンクエチェントの修理。違う、そうじゃない!原因はこっちだったの巻き

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こんにちは。

日曜日。朝からセミが鳴いてます。

当店は本日も元気に営業中です。

只今、走行不能にて作業中の車。

突然、ガラガラ音とともに、前にも後ろにも走行不可能に。

こうした場合、ほぼ間違いなくドライブシャフトとハブスリーブのギザギザ、スプライン溝の磨耗なのですが。(上の写真は新品ですが参照してください。)

しかし今回は。。。

珍しい!

違った!そうじゃない。

今回の原因は下の写真の部品。

ドライブシャフトジョイントが原因でした。

 

 

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ぱっと見は、なんとも無さそうですが。

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よく観察するとここが怪しい。

 

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試しにプライヤーで開いてみると。

ぱっくりと、割れてました。

これでは、シャフトが回転しても空回りして駆動力がタイヤに伝わりませんね。

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上は新品のドライブシャフトジョイント。今回これに交換します。

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予想してたこちらの部品。上の写真のパーツは今回は交換の必要なし。使用しません。

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ちなみにジョイントの刺さる相手は上のハブですが、こちらも点検の結果、今回は新品には交換しません。(これは参考写真ですので新品の画像です。当店でストックしてる物です。)

20年営業しててドライブシャフトジョイントの割れたのは2度目。

500のF,L,Rタイプでは非常にレアなトラブルだと思います。

(ただし、前開きドアの初期型Dタイプは例外。ここが非常に弱いのです。そのお話はまたいずれ。)

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