今日のblog② 旧型チンクエチェントのこれははじめて見たトラブル。
Y様のLタイプ。
エンジンの方から異音が聞こえる不具合発生。電話で状況をうかがうと走行に支障は無さそう。
でもここはひとつ念のため、安全を優先してY様ご自身で加入の無料保険レッカーで、当店までお車を移動。
みたところ、オルターネータからの異音のようです。一番心配していた、エンジン冷却用ファンの状態は大丈夫そうです。
何しろ、今年二台も他の車両でクーリングファンが砕けたので、それを心配しましたが、大丈夫で良かったです。
それはそうと、異音チェックをかねて、試運転するとあれれ?何度もエンスト。しかも一度エンジン止まると、しばらくの間、非常にエンジンがかかりずらい。
どうした?
Y様に電話でそのことを確認すると、えっ?なんともなかったよ。と
うそー。よりによってこのタイミングで、キャブにゴミでも入っちゃたかな?火花はちゃんと飛んでるし。タペット隙間もずれてない。
キャブをバラしてみると、ぜんぜん汚れてないしきれいだと思ったら、なにか変。
チェックバルブのボールがぽろっと落っこちてました。
どうやらエンストの原因はこれですね。
当店オープン以来20年間、ほぼ毎日のようにチンクエチェントのメンテナンスをしてますが、今回のキャブのチェックバルブのトラブルは当店では初めてです。
非常に珍しいトラブルではないでしょうか。
それはそうと悔しい出来事が。レッカー搬送中にレッカー屋さんにY様のチンクエをベッコリと凹まされちゃったよ!
レッカー屋さんのミスによる事故トラブルは今年2度目。
二件ともうちの保険屋さんではなかったものの、こんなことがそうそうあっては困りものですね。
Y様。お正月、乗れなくなっちゃったよ。
もしもレッカー屋さんにお車を任せるときは、ひとこと念を押したほうが良いかも。
おれの愛車、ぜったい傷つけんといてくれよ!と。